白血病を公表した池江璃花子選手ですが、白血病の型やステージはなんなのでしょうか?
治療法などもみていきたいと思います。
【池江璃花子】白血病の型やステージは?
白血病は、がん化した細胞のタイプから「骨髄性」と「リンパ性」に分けられ、さらに病気の進行パターンや症状から「急性」と「慢性」に分けられます。
現在、池江璃花子選手の白血病の症状などは、公表されていませんが、白血病の種類はがん化下さ細胞のタイプから、「骨髄性」と「リンパ性」に分けられ、
そして「急性」と「慢性」に分けられます。
リンパ性白血病
急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia: ALL(エーエルエル))は、造血幹細胞からリンパ系に分かれた幹細胞(リンパ系幹細胞)ががん化した病気です。
造血幹細胞はリンパ系と、骨髄系に変化します。
骨髄系は、僕らもよく聞いたことがある赤血球や血小板が作られていて、「リンパ系」に変化したものがリンパ球と呼ばれるものですね。
このリンパ系に分かれたものががん化したものが、リンパ系白血病となります。
このリンパ系白血病も急性と慢性の2タイプに分かれます。
白血病は寛解状態が5年続いたらとりあえず1段階クリアみたいな感じで血液系リンパ系って完治しづらいし病気の状態も治療中も本人はめちゃくちゃきついんだよね…
— みさし@ちな鷹 (@m1sa_hawks) 2019年2月12日
池江選手の白血病は急性なのか慢性なのか、また、骨髄性なのかリンパ性なのかどっちなんだろ。リンパ性は大人ではかなり珍しく完治も難しいから骨髄性であってほしい。
心配です。がんばれ!!#池江璃花子#がんばれ— でぃらん (@XsIhHefANFBAgjB) 2019年2月12日
またリンパ性の白血病は大人ではかなり珍しく、完治も難しいと言われています。
骨髄性白血病
白血病は、がん化した細胞が、もし成熟したら「何」になっていたか?によって分類されます。白血球の中には主にウイルスを攻撃する「リンパ球」があります。成熟したら「リンパ球」になるであろう細胞ががん化した場合が急性リンパ性白血病です。
そして、それ以外の細胞、つまり、リンパ球以外の白血球、赤血球、血小板になる予定である細胞ががん化した場合、急性骨髄性白血病(Acute Myelold Leukemia:AML(エーエムエル))となります。
上記のリンパ球以外に変化するであろう細胞ががん化したものが骨髄性白血病と呼ばれています。
この骨髄性白血病も「急性」と「慢性」の2種類に分かれています。
池江さん…急性骨髄性ならまだ比較的予後が良好やけど…どのタイプなんやろ
笑いは結構病を吹き飛ばしてくれるものやから、楽しいこともいっぱいして頑張ってほしい
日本の病院でもフェスとか文化祭みたいね楽しいこといっぱいしたらいいのにね— なし子(趣味アカウント) (@like21todai) 2019年2月12日
私は3年半前に急性骨髄性白血病になり、7か月間の厳しい治療の末、寛解となり元の生活に戻れました。白血病になる前よりも強い気持ちで人生を生きることができています。治療は精神的にも厳しいけれど、得られるものもあるので、一つ一つ乗り越えてください。心から応援しています。 #newszero
— peace.bell (@peacebell2) 2019年2月12日
池江璃花子は急性骨髄性白血病?
急性骨髄性白血病だと思われますが、予後の良い分類であります様に🙏❗️ https://t.co/6V9X9FohTX
— SAT☆ (@zYBJ3iJ9bzqDDHp) 2019年2月12日
公表はされていませんが、池江璃花子選手はおそらく急性骨髄性白血病だと思われます。
俳優の渡辺謙さんも急性骨髄性白血病を患いましたが、見事に完治俳優として復帰されてますから希望も大きいですよね。
診断には2、3週間かかるということなので、続報を待ちましょう。
池江璃花子の白血病の治療法は?
仮に池江理香子さんが、急性骨髄性白血病だった場合は、以下の治療が考えられます。
第一段階となる寛解導入療法の目標は、文字通り「寛解」になることです。この寛解とは、骨髄中に存在する白血病細胞が全体の5%以下の状態です。通常7~10日間抗がん剤が投与されます。その後、白血病細胞だけではなく正常な血液細胞も骨髄の中から減少します。
まずは、抗がん剤を投与し、骨髄中の白血病細胞を5%いかに減らすことが最初の目標となります。
治療前はなんと血液中に1兆個ものがん化した細胞があり、それを最初の段階で10億個まで減らします。
寛解導入療法で寛解が得られたと判定されたら、血球細胞が回復したことを採血により確認した後、すぐに、第二段階となる地固め療法を行います。
この段階の目標は、寛解導入療法で5%以下になった白血病細胞を更に死滅させ、根治させることです。地固め療法でも強い抗がん剤が使われますが、これも、治療後の白血病の再発を防ぐために必要な治療なのです。
最近では、この地固め療法で強力な治療を行う事で、以前行われていた地固め療法後の維持・強化療法がおこなわなくてもよいとされています。
そしてさらに抗がん剤を用いて、がん化した細胞を減らしていきます。
抗がん剤もかなり強いものを使うので、副作用が大きく、
脱力、吐き気、嘔吐、下痢、脱毛、貧血、血液凝固能の低下、食欲不振、易感染性(免疫力が低下し、細菌やウイルスに感染しやすい状態にあること)および口腔・咽喉の痛みがあります。
などが考えられます。
池江璃花子の生存率は?
いうまでもなく100%ですね。
池江璃花子選手の場合は早期発見だったといこともあり、治療に専念すれば完治もかのでしょう。
それに俳優の渡辺謙さんや女優の吉井怜さんなど、急性骨髄性白血病発症しながらも、病気を乗り越え見事に復帰を果たされています。
ネットやメディアでは応援のメッセージもたくさんあふれていますから治るに決っていますね。
オリンピックのことは考えずに今は治療に専念してまたその力強い姿を見せて欲しいです
池江璃花子選手!!頑張れ!!